エコ検定とは?

エコ検定とは「環境社会検定試験 (eco検定)」のことで、名前通り環境に対する問題を解く試験のことです。
2006年から導入がはじまり、2007年12月16日に3回目のエコ検定が実施されました。2008年の試験日程はまだ決まっていませんが、世論の環境に対する意識の高まりもあって回を追うごとに受験者数は増加傾向にありますので、引き続き開催されることでしょう。
環境問題はとても幅が広く、漠然とした危機感しかありませんが、年齢や職業問わずなるべく多くの人に環境問題に興味を持ってもらって一緒に考え、行動してもらうため、その前提となる基本的な知識を多くの人に認識してもらうことを目的に東京商工会議所が立ち上げた検定試験がエコ検定です。
環境問題を知る上での基本的な知識を学ぶ制度がエコ検定で、合格者は敬意をもって「エコピープル」と呼ばれるようです。
環境に対する幅広い知識を持って、社会の中で率先して環境問題に取り組む人を育成して行く、そして環境と経済を両立させた「持続可能な社会」を目指すのがエコ検定の目的でもあると定義されています。
まずは個人個人の環境に対する意識から配慮へ、そして多くの人のエコ活動に繋げていきましょう。

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エコ検定の出題問題とは?

エコ検定の問題は、東京商工会議所が発行しているエコ検定公式テキストの中の基礎知識と、それを理解した上での応用力が問われる出題となっています。
基本的な出題範囲は公式テキストに準じていますが、環境白書などからも最近の時事問題などについて出題される予定となっています。
エコ検定過去問題集なども売られていますが、公式テキストを隅から隅までじっくり何回も読み返して勉強した方が効果的な様です。
「リデュース、リユース、リサイクル」の言葉の意味の様な簡単な問題から、かなり細かい用語の説明問題や、世界の環境に対する条約や定義まで幅広く出題され、環境にまつわる歴史や数字についても出題されます。
エコ検定の出題はマークシート方式による選択問題ですが、やはり知っていなければわからない問題や引っかけ問題も多いので、それなりの準備勉強が必要でしょう。
しかしエコ検定のテキストには興味深い内容も数多く載っていますので、勉強と言うよりは知らなかった様々な環境についての読み物としても面白いでしょう。
時にはなるほどと感心したり、そうだったのかと驚かされたり、楽しみながらも環境に対する意識が変化していく内容ではないでしょうか。

エコ検定を受検するには?

まだまだ世間一般に浸透していないエコ検定ですが、多くの人に関心を持って環境問題についての勉強をしてもらい、受験してもらいたいものです。
エコ検定を受験するには、申込登録期間内にインターネットで、またはお電話にて必要事項をご登録する必要があります。
■ インターネット登録 http://www.kentei.org/
■ 電話登録 03-3989-0777(土日・祝日・年末年始を除く 10:00〜18:00)
登録終了後に申込書が郵送されてきますので、同封されてきた払込取扱票(申込書)を使って郵便局またはコンビニエンスストアで受験料を払い込みます。
受験料は5,250円(消費税を含む)で、払い込むと後日受験票・写真票(ハガキ)が発送されてきます。
エコ検定は全国100を越える商工会議所で実施され、最寄の商工会議所が受験場となっています。
受験資格に学歴・年齢・性別・国籍の制限がありませんので、受験者の年齢層は広く10代から60代以上の方までいます。
企業が団体で受験したり、学生、主婦、フリーターなど受験者層は幅広く、今日の環境悪化と世論の注目もあって個人の環境に意識も広がっているという証であり、エコピープルがどんどん増えていくことは喜ばしいことです。

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